志があります。夢があります。想いがあります。創りたい社会があります。
会社というものは、多くの人々の色々な思いを取り込んで大きく育っていくものだと思います。
アース・キッズはその名の通り
「地球に生きる子どもたちのための会社」です。
今、私たちは「スタジオそら®」というブランドで、発達に障害がある子どもたちの「発達障害療育システム®」(発達を支援する仕組み)を創り上げていこうと努力しています。
日本の「発達支援」「教育支援」は遅れています。
子どもたちがよりよく生きることを応援する。どんな子どもたちも同じく可能性にチャレンジできる。
そういう社会を創るために生まれたソーシャルベンチャー・社会課題解決型企業がアース・キッズです。
存在意義・理念
比較的豊かな国とされる日本においても、様々な困難に直面している子どもたちは大勢います。
我々が日々取り組んでいる「発達障害」をはじめとして、「子どもの貧困」「教育格差」等無数の課題が子どもたちを取り囲んでいます。
発達に障害がある子どもたちを支援し、保護者も含めて、少しでもその苦労や辛さを和らげる、すべての子どもたちが障害による差別や偏見を受けることなく自らの可能性に向けて最大限個性を発揮できる、そういう社会を創ることが私たちの役割であり使命です。
子どもたちを取り巻くその無限といってもよい課題にどんな切り口で取り組んでいくか。
パーパス(PURPOSE)日本語に訳すと、「企業としての存在意義」「理念」。
私たちのパーパスは「子どもたちのために。以上。」です。
使命感・持続
文部科学省の最新の調査では、発達障害の可能性のある小中学生(学習or行動面で著しい困難を示す)は8.8%と示されています。
男子に限れば12.1%です。
私の場合なども我が子が当事者なので、その大変さは日々身に沁みて実感しています。
そういう実体験に基づく使命感は、とても強く、重要です。
「志」なくして、会社(組織)は存在しません。
子どもたちが直面する課題を、少しずつでも発見し改善する。
社会課題を最も的確に、効率よく、かつ持続的に解決する集団が会社というものであり、それこそが「企業」として存在する意味だと考えます。
「共通する志を持って物事を行う集団」が会社だとするならば、私たちの「共通の目的・志」とは、子どもたちが抱える様々な課題や問題を解決する、具体的な方策を持続的に提供すること、なのではないかと考えます。
ゆえに、私たちは「発達障害」をテーマに仕事をしているのだから「子どもの貧困」や「社会のやさしさ」については考える必要はない、というわけではないと思うのです。
成長戦略
アース・キッズの理念は、子どもたちが直面する様々な社会課題を持続的継続的に解決するということにつきます。
それには、様々な障害の克服だけではなく、子どもたちが直面する「貧困」や「社会としての思いやり」、「子どものいのちを育む環境自体の改善」ということが命題としてあるのだと思います。
この命題に取り組むことこそが、私たちの最も重要かつ最大の成長戦略です。
もう一つ、大切な成長戦略があります。
それは、関わる人々全てが「楽しくて、得して、成長できる」仕事を創るということです。
人は楽しくないことは長続きしませんし、広義の意味で「得しないこと」には関わらないものです。
子どもたちのために、楽しくて得をする仕事を通して世の中の役に立つ会社を創る。
そして、関わる人々全てが、性差や年齢による区別なく、「常に成長できる」組織を目指したいのです。
是非、あなたもその仲間になってください。
子どもたちのいのちを育む事なら何にでも挑戦します。
私たちは、私たち自身で自分を縛ってしまわないようにしたいと思います。
「Earth Kids®」という世界の子どもたちのための名前を手に入れた私たちには、やるべきことが溢れるようにあるのです。
どうぞお付き合いください。
※参考資料
文科省 通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について(令和4年12月13日)
https://www.mext.go.jp/content/20230524-mext-tokubetu01-000026255_01.pdf